天中殺、という語句には、なんとも言えず不吉な響きがありますが、必ずしもそうではありません。場合によっては天中殺に良いこともあるのです。
天中殺の意味は、宿命の天中殺と後天運でめぐる天中殺とでは大きく異なります。
まず、宿命の天中殺ですが、これは簡単に言えば、自分の宿命の一番底の土台となるものです。全部で6種類に分けられ、宿命の役割も異なります。土台ですので、やはり一番重要なところです。
ここでは「天中殺」の言葉の意味は気にせず、分類上の記号と考えてください。
また、一時話題となった細木数子さんの六星占術の「六」は、六種天中殺の六です。
行動に冷静、沈着、頑固さがあり、時間をかけて着実に成長を目指す運で、冒険や一発勝負は不向きです。初代運であり、天性の明るさと目下、部下の支えが人生の武器となります。注意すべき事は、心の広さと暖かさを持ちながら、時折り不用意に口にする言葉で人の心を傷つけてしまうことです。
六種天中殺の中で最もエネルギッシュであり、裏方の立場にある時でも、中心者的力量を発揮することになります。補佐役的な立場で本領発揮。家庭を大事にし、仕事にも積極的な働き者です。ただ、男女の仲では不真面目になれず恋愛下手となるでしょう。後継運があり、組織や集団をつないで行く役目をもっております。
大衆的、庶民的で、現実重視の地に足のついたたくましさがあり、先祖からの恩恵を受けずに、自力で人生を切り拓きます。どの様な環境にも順応でき、自由の資質に溢れ、物事の切り換えの速さと実行力が人生の武器。直感的に行動しやすいだけに波の荒い人生となりがちで、後天運の天中殺時期は特に注意を要します。
常に反骨の気風を漂わせ、目的に向かって闘争的な行動を見せます。理知的であり、物事をまとめる、締めくくる、など指導者的役目を本質的に持っております。目上に尽くし、盛り上げるため、目上からの評価は高く、恩恵も厚いが、目下運や部下運には恵まれにくく、自身の後継者に悩む運となりがちです。
現実的な前進力を持ち、物事の出発点に最大のパワーを発揮します。伝統を重んじる古風な面を有する2代目的後継運です。対外的な行動力に運の広がりを見せますが、内側に強い自尊心を持つため人間関係のバランスを保ちにくい面があります。若年からの鍛錬によって、天性に与えられた中心者の力量は磨かれるでしょう。
孤独と静けさの世界にあって、精神重視の生き方に運の向上と安定があります。内面の激しさが表面には見えず、理解し難い存在ですが、性格は庶民的であり動乱や争いを嫌う平和主義者です。家系の恩恵に頼らず、新しい理想世界を作ろうとする初代的運であり、時代の転換期や物事の締めくくりの時が出番です。
年や月のめぐりによって、
後天的天中殺というものが出てきます。
これは全ての人に平等に、12年に2年間、
1年に2ヶ月間という頻度で必ず訪れます。
この場合は、宿命天中殺と違い、注意が必要になります。
具体的には、転職・引越し・結婚・起業などの
新規毎は控えた方が得策です。
後天運の天中殺中は、
普段は固いはずの地面が砂漠のようになっていると
考えてください。
焦るほどに足を砂にとられ、砂上に何かを築こうものなら、
それこそ砂上の楼閣、近い将来に崩れます。
「必ず悪いことがあるとは限りませんが、
新規ごとだけは控えましょう」
さて、その時期ですは下記の通りです。旧暦を基にしますので、
1年はほぼ2月4日からはじまり、
月の始まりも4〜9日ほどずれますのでご注意ください。
子丑天中殺 子年(12月)・丑年(1月)
寅卯天中殺 寅年(2月)・卯年(3月)
辰巳天中殺 辰年(4月)・巳年(5月)
午未天中殺 午年(6月)・未年(7月)
申酉天中殺 申年(8月)・酉年(9月)
戌亥天中殺 戌年(10月)・亥年(11月)